当社はマテハン機器の中核となる、立体自動倉庫の工場製作から据付工事までを一貫して行っている、日本でも数少ない会社です。
焼付塗装による製品の仕上がりは美しく、お客様からも好評をいただいております。
ラックの製作工程を大きく分類すると「組立」「溶接」「塗装」の3工程になります。
まずは入荷した鋼管、形鋼などの材料を図面通りの寸法に切断したり穴を明けたりします。次に組立作業を行います。
組立完了したラックを本溶接していきます。本溶接は半自動アーク溶接で行います。
溶接をする順序や溶接熱量によって熱ひずみの具合が変わりますので、工場長や品質管理課長とよく相談の上溶接順序を決定します。
本溶接が完了したラックを塗装します。当社の塗装は焼き付け塗装です。
塗装をする前にラックについた油や汚れ、スパッタ等をきれいに取り除きます。それから塗装ブースにて塗装を行います。
ラックの工事工程を大きく分類すると「墨出し」「建方」「調整」の3工程になります。
実際にラックが建つコンクリート床へ実寸法通りに線を引いていくのが墨出し作業です。
所定の位置にラックを建てていきます。
ラックの全高は物件によっては30m程ある場合もあります。高所作業ですので安全第一で組み立て作業を行います。
建て終わったラックを決められた精度条件にあうように調整していきます。ラックフレームはもちろんのこと、スタッカークレーンの上下レールも調整していきます。
これでラック据付工事の完成です!